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「馬尾蚊足」

 

 

 

「お香LOVE」

「あなたのこともっと知りたい」

「本物の上質な香りに触れたい」

 

 

 

そんな気持ちが募って

「香木の香りを楽しむ会」へ

出かけてきました。

 

 

香木・・・

つまり香りの良い木は

ヒノキ・パロサントなど

世界中にたくさん存在しますが

 

 

「お香」の世界では

「沈香」と「白檀」

のことを、指すのだそうです。

 

 

 

「香すなわち沈 沈すなわち香」

 

 

と言われるほど

古来から

天然の最上の香料であり

至極の神秘的な香りを漂わせる

 

「沈香」(アガーウッド)

 

 

 

信長、秀吉、家康も

沈香を好んで

その香りを髪や衣服にたきしめて

士気を高めたと言われます。

 

 

 

乱伐が進み

2005年にはワシントン条約にて

絶滅危惧種として

自由な伐採が禁止され

本物の品質の良いものは

なかなか手に入りません。

 

 

その「沈香」の中でも

トップクラスの香りが

ご存知「伽羅」

 

 

1gなんと10万円だそうです!

 

 

 

白檀は

アロマテラピーの世界でも

「サンダルウッド」の精油として

手に取られる方も

多いと思います。

 

 

現在ではほぼ手に入らない

インド・マイソール産が最高ランク。

 

 

現在ではインドネシアやオーストラリア

フィジーなどで採取されます。

 

 

涼やかに

心を鎮め

癖のない華やかな香りは

扇子などにも使用され

「夏の香」としても

好まれる香りです。

 

 

 

香道の世界では

 

 

香りを《嗅ぐ》

のではなく

香りを《聞く》

と言います。

 

 

今回のレッスンでは

電気香炉を使って

沈香と白檀の香りを聞きました。

 

 

写真のように

爪の先ぐらいの「沈香」を

香炉の上で温めて

香り立たせます。

 

 

5ランクほどの香りの違いを

聞いてみたのですが、、、

 

 

最高ランクの伽羅の

その香り立つことといったら!

 

 

いつまでもいつまでも

その香りに包まれていたいような

少量でも

琴線に触れてやまない

その香りに

すっかり魅了されてしまいました。

 

 

香道で

 

「馬尾蚊足(ばびぶんそく)」

 

という言葉があるのだそうです。

 

 

馬の尻尾の毛や

蚊の足ぐらいの

ほんの少しの量でも

 

 

本当に良い上質な香りは

遠くまで

そして人の心の奥まで響き

その変化を楽しませてくれる。

貴重な香木の香りを

大切に楽しみましょう

 

 

という意なのだそうです。

 

 

 

いにしえから変わらない

人の心の本質に触れたような

素晴らしいひと時でした。

 

 

「お香」の世界への探求は

これからまだまだ続きそうです。