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寝苦しい夜を、快適にするお香

 

 

梅雨明けとともに

毎日うだるような暑さが続いていますね!

 

 

皆様、快適に

眠れてらっしゃいますか?

 

 

エアコン、寝具、照明

呼吸、食事、サプリ、ストレッチなど

快適な眠りのために様々な角度から

工夫されてらっしゃる方も

多いかと思います。

 

 

もちろん香りからも

アプローチできます!

 

 

何を隠そう

私自身「香り」と出会い

その素晴らしさを伝える今に至るのは

「不眠の悩み」がきっかけでした。

 

 

 

安眠・リラックスといえば

「ラベンダーの香り」

を思い浮かべる方が多いと思いますが

 

 

実は、お香の世界に

ラベンダーに匹敵!?それ以上?!

と言われるほど

安眠やリラックスのサポートになり

「生薬」としての効能もある

香料があるのです。

 

 

それは、こちら。

 

 

「甘松(かんしょう)」と呼ばれる

オミナエシ科の

多年草の根や根茎を乾燥させた香料。

 

 

アロマに詳しい方は

マグダラのマリアが

イエス・キリストの足に塗った

「スパイクナルド」の香油を

ご存知かと思いますが

それは実は、「甘松」のこと。

 

 

また、ドイツなどで

不眠症によく用いられるハーブで

ヒステリー、不整脈の改善

健胃薬としての効果が期待できる

「バレリアン」は

「甘松」と同じオミナエシ科で

香りも似ています。

 

 

ちなみに「甘松」は

唐の鑑真和尚が

幾多の苦難を乗り越えて渡来した際

日本に伝えた香料の一つ。 

 

 

そんな、只者ではない

リラックス効果の期待できそうな

「甘松」ですが、その香りは・・・

 

 

 

 

 

「ん???」

 

と、思わず、鼻から

遠ざけてしまいたくなるような

インパクトのある、土臭いような

獣臭のような、独特の香り。

 

 

「甘松」単体で香ってみると

決して「あぁ、いい香り!」

ではないのですが

お香の香料として微量を配合すると

他の香料たちを引き立て

奥行きのあるハーモニーに纏め上げる

素晴らしい立役者のような存在。

 

 

2017年に開催された学会の

京都大学大学院・薬学研究科の

伊藤美千穂准教授による

「匂い」が持つ可能性を示す

シンポジウムでは

「甘松香」の香りに晒されたマウスは

20分で完全に寝てしまうのだとか。

 

 

人為的にカフェインを与えて

興奮させたマウスに対しての

鎮静効果も確認されているそう。

 

 

ただ、ひとつ、注意点があり

「かすかに香る」こと

が重要だそう。

 

 

多すぎても、少なすぎても

効果が出すぎて逆に活発になったり

効果を感じられなかったりするそう。

 

 

ほどよく「甘松」が調合されているを

お香、早速見つけました!

 

 

先日もお気に入りお香で

記事にさせていただいた

香老舗・香十さんの

 

「1575/ JUEMON NO.1」

 

https://www.koju.co.jp/shop/products/detail/1357

 

 

 

「沈香」と「白檀」の重厚感ある

優しくオーソドックスな香りに

「甘松」が丁寧に深みを加え

貝の蓋である「貝香」が

香りの保留剤となり

余韻と艶をプラス。

 

どこか、深いところから

落ち着きをもたらしてくれるような

そんなお香です。

 

 

 

「枕香」の香原料としても

古くから親しまれている「甘松」。

 

 

熱中症対策を

しっかりされた上でも

 眠れずに

神経がピリピリしてしまう。。。

 

そんな夜の傍らに、いかがですか?